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地域社会人入学生のメッセージ
Sさんの場合-20代後半 女性-
出身 | 札幌 |
社会人歴 | 2年間医療事務として働く。 退職後、1年間予備校に通いながらアルバイト。 |
収支 | 1年目の入学金20万円、教科書代12万円、引越し先の初期費用は全て貯金。 生活費は病院の奨学金8万円。 その後の学費、教材費はJASSOの奨学金12万円で支払い。 |
住居 | 下宿住まいで月々約5万円(灯油代・電気代別、平日2食付き) |
通学 | 春~秋はバイク通学(片道約10分弱)、 冬はバス通学(片道約30~40分) |
アルバイト | グループホームで週1~2出勤。 実習中やテスト期間は1か月出られないことも。 |
社会人といっても短い社会人生活だったため、まともに貯金もできないまま看護学校に飛び込みました。最初は経済的にやっていけるか不安で仕方ありませんでしたが、先生や事務の方にたくさん相談に乗っていただき、奨学金を最大限活用しながら生活しています。
1年目は聴診器や血圧計などの物品、2年目以降は個人的に参考書が必要になってきますが、フリマサイトなどを活用して安い時に購入していました。参考書は図書室で借りられるので必須ではありませんが、手元に欲しくなって買うことが多いです。
入学前は現役生と仲良くできるのか…という不安もありましたが、社会人も現役生も関係なく、皆それぞれ刺激しあえる仲間になれていると思います。
元々医療従事者ではありましたが、専門分野は違うのでスタートは皆と同じ。
事務では考えられなかったほど多くの知識や視点を学ぶので、楽しい反面、非常に大変です。
課題は多いですし、テストも6割以下だと再試になりますし、実習の記録物も多く、ひとつでも科目を落とすと留年になってしまうので毎日必死です。
課題はとにかくやれば終わる、終わらせるという精神で挑んでいます。
実習の記録物は要領が悪く、まだ実習期間中、十分な睡眠時間の確保ができる状態ではありません。3年目までには要領を掴みたいと思っています。あとはわからないことはすぐグループメンバーや先生に相談。自分がなにに悩んでいるのか、それすらもわからないのか、先生方は私たちが理解できるまで親身にサポートしてくれます。グループメンバーと一緒に悩むことで、刺激し合ったり視野が広がることに繋がったりもします。
日頃の勉強やテスト勉強は、とにかく自分に合った勉強法を見つけることが第一です。
特に1年目に、暗記が得意なのか、理解しなければ頭に入らないのか、1冊ノートを作成した方がいいのか、何度もメモに殴り書きをする方が覚えるのか、自分の傾向をしっかり掴むことで2年目への難易度は変わります。
私は勢いで看護の道へ進んだので、様々な方面で決して楽な学生生活は送っていません。 家族からのサポートもほとんどなく、貯金も使い果たし、アルバイトもまともにできる余裕もない。そんな私でもなんとか学生生活を送っています。
ただ、全くの無計画で入学すると在学は厳しくなるとは思います。 看護学校は決して楽しいだけの学生生活を送れる場ではありません。 ある程度の計画性、見通しをもって、3年間はとにかく課題、テスト、実習を乗り切り、何があってもやりきる。その根性さえあればなんとかなります。
Mさんの場合-20代後半 女性-
社会人歴 | 病院事務を経て美容室での勤務経験。 |
将来に不安を感じ、憧れであった看護師を目指そうと受験を決めたとき受験日当日まで悩んでいたことが沢山ありました。
合格しても新卒の子ばかりで友達なんてできるのだろうか、私みたいな社会人、クラスで浮かないだろうか、勉強についていけるか、貯金は無いけど続けていけるだろうか、受験も面接の練習なんてしてないし本当に合格できるのだろう、高校の時に学力が足りず受験すらできなかった私が筆記試験で合格できるだろうか…など入学前は色々な面で不安を感じましたが、当たって砕けろの精神で受験しました。
合格通知を受け取ったときは喜びと不安の感情が入り乱れていました。いざ入学してみると、社会人は4分の1で思った以上に社会人の人たちが居て安心したことを覚えています。新卒の皆も普通に話しかけてきてくれる子達ばかりで救われました。今では社会人と新卒の皆との壁はなく、何でも相談できる大切な友達になりました。1番心配だったお金の面も家族の協力もありますが、奨学金も種類が豊富でお金には悩まず生活できています。勉強の面も、とても不安でしたがクラス全員が1からスタートで看護を学ぶので、高校の時は勉強ができなかった私でも1年生最後の評価でクラス1位を取ることができました。看護は何事もやる気と努力で成績は変わるんだな…と思いました。
私は、入学前とても悩み、受験するのを辞めようかと思ったこともありましたが、現在は入学して本当に良かったと心から思います。確かに看護学生は実習や課題に追われ大変なイメージですが、人生100年時代と言われる今、その中のたったの3年間頑張れば憧れの看護師になれるのです。そして大変なのは自分だけではなくクラスの全員が同じ気持ちです。皆が仲間です。辛いことがあったら話を聞いてくれたり、勉強のアドバイスをくれたり、お互い支え合いながら私は現在学校に通っています。もちろん先生方には実習中や実技の練習の時などに的確にアドバイスをして頂けたり、勉強で困ったことや、わからないことも優しく教えて頂けます。恋の相談にも乗ってくれます!(笑)
私は北見医師会に入学できて、学ぶことができて本当に良かったです。勇気を出して受験して良かったです。一歩踏み出すことで今見てる光景がガラリと変わると思います。私と一緒に看護師を目指してみませんか?北見医師会看護専門学校で待っています。
Mさんの場合-30代後半 女性-
社会人歴 | サービス業に従事後、医療事務を経て医師事務作業補助を経験。 |
私は、北見医師看護専門学校に入学前は病院で医療事務と医師事務作業補助という仕事をしていました。
事務の仕事を通じて看護師という職業を間近で見ているうちに興味を持ち始めていましたが、自分の学力に自信がなく誰に相談することもなく諦めていました。その後、脳神経外科外来で医師事務作業補助を行なっている時に勤務体制の変更を耳にし、看護師不足という現状を知りました。
勤務体制についての話し合いが連日続き、不安な話を看護師から聞いていくうちに自分にも何かできることはないのかと思うようになり「私にも何かできることはありませんか」という質問をすると、同じ科で勤務している看護師から「それなら看護師になったら?看護師向いていると思うよ」と言われ、その話から北見医師会看護専門学校のことを知りました。その事を知ったのが夏頃で、入学試験について調べると、社会人枠での試験日が秋頃だと知り、家族に話すと「できる限り協力するよ」と言ってくれたのでそこから入試の勉強をはじめました。
看護師になりたいという気持ちに周りの方々の協力があり、現在学校に通うことができ、毎日を送ることができています。
Kさんの場合-30代 男性-
社会人歴 | 高校、大学卒業を経て、一般企業に就職。介護職へ転職。 |
介護職から看護師を目指しました。入学前は、勉強についていけるのか、年代の違うクラスメイトとうまくやれるのかなど不安だらけでしたが、幅広い世代からの入学者がおり、年齢の垣根を感じることなく学ぶことができています。
学習面では、座学に実習、レポートと辛いことは沢山ありますが、同じ目的を持った仲間同士で励ましあったり、試行錯誤しながら学べることはとても有意義なことだと思います。学生だからこその学べる環境に感謝しつつ残りの学生生活を送っていきたいと思います。
Yさんの場合-40代 女性-
社会人歴 | 福祉の仕事に従事。 |
家族構成 | 夫(50代)子ども(小学生) |
高校を卒業後、福祉系の大学に進学し、福祉の仕事をしていましたが、様々な人と関わるうちに、「看護」の道に進むことも一つかなと気がつけば選択肢の1つになっていました。それは、子どもの入退院がきっかけの一つであったり、仕事を通して目の前で苦しんでいる肩の力になれない無力さを感じることがあったり、知識があればもっと早くに対応できていたかもしれないと思うこともたくさんあったからだと思います。
Q1.看護学校を受験するにあたり不安はありましたか。
すごく不安がありました(笑)。一番自分の年齢です。年齢制限については何も書かれていなかったので、年を重ねての受験はできないのかと不安でした。さらに、この年齢で受験すること自体が、普通に考えると場違いというか恥ずかしいものかもしれないと、受験の申し込み書を取りに行くべきかどうかと悩みました。
Q2.それでも受験しようと思ったのはなぜですか。
自分のこれからの人生を考えた時に、いつかきっと「あの時受験していれば良かった」という日が来ると思ったからです。何もしないで諦めるのであれば、受験をした結果で諦めた方が前を向いて歩くことができると考えて、申込書を取りに行きました。
Q3.入学が決まって不安はありましたか。
はい、クラスに馴染めるか、1人浮いた存在になってしまわないかと不安でした。正直友達もできない覚悟はしていましたよ(笑)
Q4.入学し、授業が始まってクラスの雰囲気はどうですか。馴染めましたか。
はい!みんな優しくてお昼ご飯もみんなと食べることができ、楽しい時間を過ごすことが出来ています。
Q5.入学金や授業料の他に毎月どのくらい支出がありますか。
参考書や問題集などなるべく学校の図書室で借りたり、ネットで安く購入したり、実習前には本屋で購入することもありますが、年間で3万円くらいです。
Q6.家庭と学校の両立はどうしているのですか。
自分ができないところは、家族に協力してもらっています。特に子どもの習い事の送迎など間に合わないこともあるので。子どもの勉強や宿題など見られるところは積極的に見て、なるべく一緒の時間を過ごすようにしています。だけど、実習期間だけは勉強する時間が足りなくなるため、家族には早めに就寝してもらえるように協力してもらっています。
Q7.最後に社会人で入学を考えている方に一言
年齢のことで戸惑っていましたが、自分で結論を出す前にまず確認をすれば良かったと思っています。勝手に悩まず、受験に関して疑問があれば学校に聞いてみるのも一つだったと思います。そして、社会人を経験したからこそできることがあると思います。私は自分の人生に後悔しないために受験し、合格できたことで「看護」の道を進むことができました。戸惑いもありましたし、クラスでも年上だからと気負っていましたが、先生方は皆親身になって相談にのってくれました。
また、先輩からも様々なアドバイスを頂き、学生の1人として日々学習し未来に向けて走っています。色々と心配はあるかもしれませんが、まず一歩踏み出してみませんか。
Kさんの場合-ひとり親世帯①
家族構成 | 子供2人(小学生、保育園児)の母子家庭 |
社会人から入学する方が、各学年で約1割はいます。年代も幅広く、20歳代〜40歳代ですが、お互い励まし合い、刺激をもらいながら、充実した環境で学ばせて頂いています。
私は、2人の子供がいて、入学を考えた時に経済的なこと、子供と過ごす時間など不安はありましたが、様々な支援事業を利用し、両親のサポートを受けながら両立することができています。子供達が応援してくれるので、それが勉強の励みになっています。
Kさんの場合-ひとり親世帯➁
自分自身の勉強は主に土曜日曜にまとめてしています。
また、子ども達が風邪などの時にサポートしてくれる人が必要だと実感しています。
Tさんの場合
家族構成 | 両親と同居 |
収支 | 貯金と両親のサポート |
社会人として入学したのですが、現役の子たちが壁を作ることなく接してくれます。同じ目標を持つ仲間なので毎日が刺激になり、経験豊富な先生方が的確なアドバイスを与えてくれます。
社会人時代に培ったコミュニケーション技術は、実習でも役立ちます。また、人として足りない部分や成長が必要な部分を、先生方が的確に見抜き指導してくれるので、3年間のうちに人としても成長できると思います。
図書館が調べ物がしやすい学校です。
親のサポートに恵まれ、感謝しています。